消費税増税民自公3党野合の醜状

昨日、衆議院の「社会保障と税の一体改革に関する特別委員会」をインターネット中継で見た。

その状、あたかも、盗人が獲物の山分けを談合しているかのごとし。これが、選良だの全国民を代表するだのとされる国会議員のやることなのだからヒドイものである。

3年前の総選挙で民主党が公約に掲げたことなど、すっかり忘れ去り、まるで、そんな民主党に投票した国民はバカだとでも言わんばかり。

次の選挙で、はっきりとこんな連中にノーを突きつけないようでは、国民はコケにされっぱなし、主権者の肩書きが泣こうというものだ。

フランス国民は、サルコジを落とした。ギリシア国民もそれなりの選択をした。

さて、日本国民はどうする。

私家版昭和平成史世相篇3 「AKB48の総選挙結果」

今朝のNHK・BSニュースで、「AKB48の総選挙結果」を真面目に正面からニュースとして扱っていた。いわく、メンバーの誰それが最高得票でした、と。

「AKB48の総選挙」というのは、ある芸能プロデューサーの企画したタレント及び楽曲売り込みのイベントだったと思うが、天下の「公共放送」NHKがそれをニュースとして報道する。

これを天下太平の慶事というべきか、天下混乱の凶兆というべきか、なんとも言葉がない。

政治の劣化の原因とは

先日の内閣改造のお粗末さは、自民党麻生内閣の防衛大臣補佐官に喜んでなった人物が、今度は民主党内閣の防衛大臣に喜んでなったことに象徴されているが、ここで考えさせられるのは、どうしてここまで政治が劣化してしまったのかということだ。

その国の政治の程度の善し悪しは、その国民の民度の如何によるという身も蓋もない言葉があるが、そうであるならば、われわれの政治の劣化は、すなわちわれわれの劣化ということになる。

確かに。