70年前の今日12月8日、わが国はアメリカとイギリスに宣戦布告したのだった。すでに中国大陸では長きにわたって事実上の戦争状態が続いていた。加えて、米英を敵としての全面戦争の開始。極東の小さな島国が、中国、アメリカ、イギリスを相手の全面戦争。
1945年、わが国の敗北で戦争は終わった。
以来60年あまり、わが国は戦争をすることなく過ごしてきた。戦争放棄を国是として。平和である。ブログ主も戦場に赴くことなくこれまでの人生を送ってきた。人を殺すこともなく、殺されることもなく。自己一身にかんしてはこのことをありがたいことだと思う。
しかし、自己一身のことを離れて、アメリカの従属国であるかのようなわが国の現在のありようを思うとき、あれだけの戦争をして、あれだけの負け方をし、自他におびただしい死者を出したことの意味はいったい何だったのか。考え込まざるを得ない。
解答はそう簡単には見つかりそうもない。
12月8日の宿題。