晩秋の奥多摩・三頭山

10月下旬、奥多摩三山の一つ、三頭山に登ってきた。多く”みとうさん”と読むが、みどうさんとも。近接してピークが三つあるのでその名がついたという。最高は中央峰1531mで三角点もそこにあるが、東京都が建てた御影石の立派な山名標柱は西峰1525mにあり、自分を含めた登山客はそこを頂上とみなして昼食休憩などをとる。見晴らしもよい。

東京都の奥多摩周遊道路、檜原都民の森駐車場(標高約1000m)を出発して、ゆっくり歩くこと約2時間で西峰。あのCANPINGAZキャンピングガスのバーナーでお湯を沸かしてインスタントラーメン。たっぷり1時間休んで、下山。途中、この先、勾配が急だからこちらへ回れという都民の森管理事務所の親切な忠告掲示を無視して、計画どおりに同事務所謹設”ブナの路コース”を下りていったら、ホントに急坂でした。でも、無事出発点に戻ってありがたし。

上の写真は東峰1528mの展望台から都心方向を見たもの。遠方の山、左端が御前山、そのやや右のピークが大岳山。頂上付近はすでに葉が落ちているが、中腹は紅葉が見事。今回の山行きで、三つの山の位置関係がわかったのは収穫だった。