ついに常軌を逸した菅直人

20日の小沢一郎氏と菅直人との会談で、菅が感情むき出しとなり冷静に話ができない状況だったと、小沢氏が周囲に語ったという。

ネットでは、怒鳴り声がドアの外まで聞こえてきたという、まるで見てきたかのような話も伝えられている。

これはいけない。菅直人が度を失った。

ブログ主は、これまで、9月の民主党代表選で菅直人の政見政策のあまりのお粗末さと配偶者の珍妙な振る舞いや、代表選後は挙党一致400何人内閣とかでやるという公言をくつがえす行動の数々を対象に、菅をこき下ろしてきたが、今回のこれは、これまでとは様相の異なる菅直人の致命的な欠陥である。

いやしくも一国の責任者ともあろう者が、一瞬たりとも冷静さを失ってどうする。総理大臣は、日本国民1億2千万人の命を預かっている。この世界は一寸先は闇である。天変地異に外交関係、何が起こるかわからない。

何が起こっても、リーダーたるもの、冷静さを失わず、その時点でベストの決断を下さねばならない。

それなのに、元はと言えば、自民党麻生内閣が野党第1党の党首をねらい打ちにした政治的テロともいえる「政治とカネ」騒ぎを利用して、小沢氏を悪者に仕立て上げ、総理大臣の地位に一刻でも長くしがみついていたいという卑小かつ利己的な動機からの行動で感情的になり冷静さを失うとは何たることか。

もう、菅という男はどうしようもない。一国の最高責任者どころか、国会議員すら務まらない。

どうしてこんな男が、その地位についているのか。

わが日本国の政治のレベルはここまで落ちてしまったのか。

一国の政治家のレベルはその国の選挙民のレベルと釣り合うというが…