『週刊新潮』中吊り広告の無残

今朝、電車に乗ったら、『週刊新潮』の中吊り広告が目に入った。

いわく、「新・目白の闇将軍になる仙谷由人官房副長官-老獪な寝技を駆使し、パワーゲームの中心に立つ最高実力者は云々…」
うーん、仙谷某が「目白の闇将軍」に「最高実力者」ね。

『週刊新潮』さん、気が違ったんじゃあないの。それとも、官房機密費でも貰ったのかい。あのねえ、田中角栄氏の政治家としての、かつ、また人間としての実力は、こんなチンケな仙谷某とやらとは、それこそ、月とスッポン、天国と地獄ほども違う。比べるも愚かなことだ。

そんな当たり前のことも分からなくなったのかい、この週刊誌は。おまけに、「最高実力者」だと? へっ、可哀相に、こりゃあ、放射能の毒が当たったに違いないよ。

さて、毒が当たったんだかなんだか知らないが、こんな中吊り広告で、善良な一般大衆を、釣り上げようなんていい根性してる。でもね、この連中の浅はかな魂胆なんざあ、とうに底が割れてるよ。

なにを焦っているんだか、こんな気の利かない中吊りのフレーズじゃあ雑魚一匹釣れやしない。この週刊誌、この間の朝日新聞支局襲撃事件犯人手記の大誤報もありで、いよいよ「病膏肓に入る」だね。