小宮山厚生労働大臣の無知と不作法

小宮山厚生労働大臣が、大臣就任記者会見の席で、目の前のテーブルにマイクやICレコーダーがところ狭しと並んでいたため、テーブルに自分のバッグが置けないと文句を言ってキレたということを、最近になって知った。

無知と不作法。

ハンドバッグという物は、テーブルの上に置くものではありません。椅子に腰掛けたら、足下の床に置くものです。少なくとも、それなりの地位にある女性なら。嘘だとお思いなら、英国のエリザベスⅡ世女王の振る舞いを見てみられよ。一目瞭然、多言を要しない。

さてさて、かくのごとく初歩の初歩の作法も知らない人物が、国民の健康と生活、労働を守る行政の最高責任者であるとは因果なことである。

こんなお粗末な人物をその重要な地位につけたということは、政府は責任を取るつもりはないから自分の命は自分で守れという民主党お子さま内閣の国民に対するメッセージなのか。いやはや。

ところで、この御仁、たしか父親がかつて東京大学総長を勤めた人だったと思うが、まあ、なんですな、このお父さん、外ではどんなに立派な教育者だったのかは存じませんが、どうやら娘の教育には失敗したようですな。