18日金曜日、大震災8日目。
1週間たった。
あらためて、命を落とされた方の無念を思い、被災された方々が、一刻も早く落ち着いた生活を取り戻されることを強く願う。
TVでは、福島原発の露出した使用済み核燃料プールへの注水を、東京消防庁や自衛隊の放水車で行うと報じている。昨日の自衛隊ヘリコプターによる散水も、今日の放水車も、何やら、先の戦争中、町内会で、空襲による火災に対し、バケツリレーで消火する訓練をしていた映像とだぶる。今は、チェルノブイリも超える最悪の事態にならないことを祈るしかない。
プロ野球、セリーグは25日開幕で早速ナイター、パリーグは4月12日開幕を決定。選手会が反対したにもかかわらずセリーグがこの決定したのは、あの老害の読売の渡辺が強硬に主張したからだという。官僚上がりの日本プロ野球機構のコミッショナーが、セリーグの決定通りの開幕は、監督官庁が認めた場合と条件付きで発表。そんなことも、自分の判断で決められないのか。こりゃだめだ。一部の新聞が、例の長島が、手書きの激励文を公表したと報道。いつまで長島なのだ。読売、日テレ、長島がいつまでものさばるようでは、プロ野球の将来は暗い。(夕方になって、文部科学大臣がセリーグのナイター開幕に難色。)
福島原発がいよいよ危機的になってきた。夕方、原子力保安院が、現状の評価をレベル4からレベル5に引き上げると発表。遅い。スリーマイルがレベル5、チェルノブイリがレベル7。ネットでは、TVが出演させない、ということは原発推進派ではない原子力問題の専門家が、早い段階で、スリーマイル以上と評価していた。
菅直人一派が、震災担当大臣を置くと言う名目で、閣僚の定員を3人程度増やすことを提案と報道。数を増やせばそれでいいという問題ではない。量もさることながら、問題は質だ。小沢さんが、政府全体を指導しなければ話にならない。
菅直人が、記者会見で、福島原発事故に対し「決死の覚悟で最大限の努力」と発言。言葉が軽い。この男が、このように言えば言う程、人は信用しなくなる。この男が最高責任者である「最大不幸社会」の無惨。
今次大震災の死者が6900人を超える。「阪神淡路」を超え、戦後最悪。