東日本中部日本北海道大震災その12

22日火曜日、大震災12日目。

停電で、ふだん利用する私鉄が、本数を減らし、異なる路線の乗り入れをやめて終日運転。停電慣れしてきたか。JRのふだん利用する路線は、停電時間帯に大幅本数減や運行見合わせ。

荒川区と足立区の区長が、区部で23日から停電になるのは両区だけなのは納得できない、負担は公平であるべきだと東電に抗議。当然のことだ。東電の供給エリアでも、都心近くの区部は全く停電していない。「計画停電」なるものが、いかにいかがわしいやり方であるかがよく分かる。これは住んでいる地域による差別だ。停電地域の首長はこぞって抗議せよ。

参議院予算委員会で、原子力安全委員会の斑目という委員長が、社民党の福島党首の質問に答えた内容はひどい。この人物は、原子力発電は安全だといって反対派の主張を一蹴してきた原発推進の代表格なのだろうが、結局、これまでの推進派の、原発は安全という主張は根拠のないものだったことがよくわかる。質問に対する実際の答弁の様子は、参議院のホームページで見ることができるが、時事通信配信記事でその一端を。

 原子力安全委員会の班目春樹委員長は22日午後の参院予算委員会で、福島第1原発の事故について「決して言ってはいけないことだが、想定を超えた。想定が悪かった。」と述べ、地震や津波の事前の想定が甘かったことを認めた。班目委員長は自らの責任について「原子力を推進してきた者の一人として、個人的には謝罪するつもりはある」と答えた。(22日 時事通信)

今さら、何をどう謝罪するのだろうか、この人は。