東日本中部日本北海道大震災その17

27日日曜日、大震災17日目。

家人の見ているテレビを、横目で見ていると、公共広告機構なる組織の広告がこれでもかと流されている。

いわく「買い占めはしないように」「節電しなさい」「必要のない電話・メールはするな」等々。

「善意の押し売り」、「全体主義への道」などの言葉が浮かんでくる。節電を呼びかけるなら、率先垂範、TV局が廃業して、電波を止めるのが一番ではないか。あ、それに、新聞も紙の無駄だから、廃業されるがよかろう。「必要がない」とは誰が決めるのか、「買い占め」に走る不安を煽っているのは誰か、など疑問は尽きない。

こういう非論理的な気分をあおり立てる広告をさんざん見せられ、それを不思議と思わなくなると、そのうち、この社会はとんでもないことになる。