東京電力の社長というもの

東京電力の社長が、病気を理由に入院しているそうだ。こんな時に。

彼は、いくら報酬を得ていたのか。それに、個室、秘書、運転手付き専用車。これらは、すべて、まさしく、このような時に、この難事を乗り越えるために、間違いのない的確な判断をして、率先遂行、陣頭指揮をするために与えられたものであったのではないのか。

それが、この体たらく。彼は、昨日今日、東電の役員になったのではないだろう。いわゆる生え抜きということのようなので役員・社長となる前に長い東電社員としてのキャリアがあったものと思われる。この間どんな経歴を積んだのか。その経歴を誰がどう評価して、トップに据えたのか。

このようないい加減きわまりない人物を社長にする東電という会社が、地域独占の電力供給企業としてわれわれのライフラインを握っていたのだ。

あな恐ろし、あきつしま大和の国は。