アヌス・ホリビリス [災厄の年]

アヌス・ホリビリス annus horribilis [災厄の年]であった今年もあと数時間。

心静かにゆく年を送ることができるのかと思いきや、民主党内閣による消費税増税強行の動き。

とくに野田某なる総理大臣が増税に執心な様子だ。

バカじゃないか。

1930年代の大恐慌再来の心配さえある世界的な資本主義経済の危機のさなか、逆進性の高い大衆課税の消費税を増税したらどうなるか。不景気に輪をかけることは目に見えているではないか。

この増税で利益を得るのは、税金という名の「打ち出の小槌」を手にする財務官僚だけだろう。

こんなバカなことを強行しようとする野田某なる人物、財務官僚の意のままに操られている傀儡にしか見えない。

「操り人形」によって、さらなる危機の淵へ連れ込まれようとしているこの国の行く末を案じる年の暮れ。寒さが身にしみる。