別会派を作った民主党16議員への処分

今日、民主党役員会が、衆議院本会議での予算採決に際して欠席した16議員を処分することを決めた。代表の一人を6ヶ月の党員資格停止、他の15人は厳重注意だという。

これは、菅直人執行部の全面敗北だ。予算採決に欠席、しかも、菅直人一派のマニフェスト違反の予算だからこういう対応もあり得るとの事前通告ありの欠席だ。菅直人執行部としては、衆目の前で、顔に泥を塗られたも同様のことで、本来であれば、除名処分をしなければならないケースだろう。

それなのに、この程度の処分しかできないとは、すでに、菅直人執行部が、執行部としての態をなしていないことを、自ら認めたに等しい。

ところが、日本の新聞・TV。例によって例のごとく、この程度の処分では甘いとかなんとかと、菅直人執行部の尻たたき。死に体の菅直人執行部の尻を叩いたってどうにもなるものではないのに、何を考えているのか、この間抜けな連中は。状況がちゃんと見えているのか。いやいや、このあきれた報道ぶりを見ていると、彼らは、もはや、目も見えず耳も聞こえないのだろう。

イヤー、怖いったらありゃあしない。わが日本国では、目が見えず耳が聞こえない連中が、社会の目となり耳となるはずのジャーナリズムをかたって、ニュースと称する嘘八百を時々刻々垂れ流しているのだから。

小沢さんを何がなんでも民主党から追放したい新聞・TV

新聞・TVは、小沢さんを、民主党から追放しようと懸命です。

いわく、党員資格停止では生ぬるい、除名しろだのなんだのと、毎日うるさいことといったらありません。

そんなことをして何がおもしろいのか、さっぱりわかりません。第一、そんなことは、民主党内部のことでしょう。新聞・TVは、なんの資格や権限があって、人様のことに首を突っ込めるのでしょう。不思議です。

新聞・TVの、この有り様を見ていると、その先が断崖絶壁で、そのまま突っ込めば、全員墜落死確実なのに、かまわず破滅へ向かって突進する無知な羊の群れをイメージします。

何をかいわんやであります。ごくろうさま、合掌。