75年目の天皇の国民向け敗戦告知ラジオ演説の日

「玉音放送」などと呼ばれている、天皇の国民向け敗戦告知ラジオ演説が行われて今年で75年。おこなわれるであろう関連式典のTV中継など見る気は寸毫もないし、関連”ニュース”番組なども見ないので、ここから先は推測。

また、例によって、総理大臣が平和と繁栄はあなた方のおかげですという内容の式辞とやらを述べるのだろう。

それって、あの戦争で亡くなった人々への侮辱だよ。

無数の死者、敗北、その結果生まれた現憲法。押し付けだろうとなんだろうと、この憲法があってはじめて平和と繁栄があったのだよ。ところが、現行憲法を毛嫌いして、明治憲法のようなものに変えたがっている勢力代表の総理大臣が、その明治憲法体制下で行われたあげくに負けた戦争の犠牲者に哀悼の意を捧げる資格なんてあるのかよ。

あるわけないだろう! 

ごっこ遊びの日本社会

菅直人や、この菅直人を民主党代表に選んだ民主党国会議員・地方議員・党員・サポーター、これらを報道・論評する新聞・TVの社員、政治評論家や経済評論家、これらの連中の言動を見ていると、総理大臣ごっこ、国会議員ごっこ、党員ごっこ、新聞・TVの記者ごっこ、評論家ごっこをしている子どものようにしか見えない。

子どもだから、誰も責任をとろうとせず、言いたい放題のやりたい放題。

いったい、いつからわが日本社会は、こうなってしまったのか。

1945年年8月の敗戦以降のことか。

当初は占領軍、その後は、アメリカ合衆国政府が、この子どもたちの保護者になった。

そういえば、占領軍総指令官だった米国軍人が、日本人は12歳の子ども、と言ったのだった。

まことに遺憾ながら、戦後のわが国の歴史は、この発言が正しかったことを証明している。

悔しくないのか、日本人。