いよいよ病状重い菅直人

小沢一郎氏と差しで90分面談し、人間として、また、政治家としての格の違いを思い知らされたであろう菅直人が、とうとう、総理大臣で居たい病の末期にさしかかってきた。

もう少しまともな人間であれば、ここらで、ご免なさいと謝り、素直にその地位を小沢氏に返すところだが、この男、どこまでもねじくれている人間だから、あろうことか、小沢氏を、国会の議院証言法上の証人として喚問しようと策謀をめぐらし始めたという。

病膏肓に入る、とはまさにこのことだ。もう、こりゃ直らない。

本人が、この先死のうが生きようが知ったことではないが、日本国はそうはいかない。この国難をどうするかだが、答えは一つ、小沢氏に、ご面倒ながら後を引き受けていただくしかこの国難を救う道はない。

ところで、小沢氏にご登場願うにはいくつか排除しなければならない邪魔ものがある。

邪魔ものは「政治とカネ」のでっち上げ総本家家元である特捜検察を筆頭に盛り沢山だが、とりあえずこの局面では、菅のごときその器でない人物を、舞い上がらせてその気にさせた、官房長官の仙谷、前原等の民主党の新自由主義一派とマスコミだ。

この連中を何とかしなければならない。

とくにマスコミについてである。

ところで、マスコミとて、誰も見向きもしなければ、みんなで渡れば怖くない式の、仲良し記者クラブによる検察リーク横並び報道の垂れ流しを続けるはずがない。マスコミには、一方に、それこそマスな受手がいるから、「政治とカネ」の嘘八百を、飽きもせず並べ立てるのである。

こんな嘘八百を誰も聞かない、見ない、読まないとなれば、今のマスコミの中には、一部の希少種を除き自分一人になろうとも吾ゆかん、などという気概をもった輩などいはしないから、たちまちの内に嘘八百は消え去るだろう。

ところが、世の中捨てる神あれば拾う神ありで、その嘘八百を真に受ける人がけっこういるらしく、山のこだまのように世論調査の数字となって帰ってくるものだから、マスコミの連中が自分たちの嘘八百をあらためて本当のことだと思い込んでしまい、ますます居丈高になってこの嘘八百を錦の御旗のごとく担ぎ回ることになる。

そこで、肝心なのは、マスコミと受手である多くの人との間のこの山びこの応酬のごとき嘘八百のやり取りをどこかで断ち切ることである。そのためには、多くの人が、新聞を読まない、購読しない、テレビのニュース、ワイドショーや政治報道・評論は見ない、聞かないことにするのが一番良い方法だ。

そういうと、だって新聞がないとテレビの番組表がわからない、チラシ広告が見られなくなる、とか、テレビなんて時計代わりにつけているだけで本気になって見たりなんかしない、とかの声が聞こえてくるのだが、大丈夫、スーパーの安売りは店に行けばすぐわかるし、1か月分の番組表雑誌は数百円で買えるし、本気じゃなくとも聞こえてくれば聞いてしまうのでやはりスイッチを切るかチャンネルを回すのが正解です、とお答えする。

それに、なにより、新聞を購読しないと年間5~6万円の節約になり、おまけに新聞ゴミが出ない、テレビのバカ番組を見ないと人生の貴重な時間の節約になるなど、良いことのほうが多い。

というわけで、本日のブログは、菅直人の病状から始まって、新聞・テレビを見ないと、人生お得ですよ、という結論と相成りました。