先の、民主党代表選最中のこと.
菅直人氏の配偶者である菅伸子氏は、「首相になって、まだ、たったの3ヶ月ですよ。もう少しやらせてくださいよ。駄目だったら、私が辞めさせますから。」と言いながら、永田町の議員会館を回り、支持を訴えたそうな。
こういうのを茶番といいます。
一国の最高責任者の進退を、その配偶者が決める?
あり得ないことです。
この話、夫と妻を入れ替えると滑稽さがよくわかります。
例えば、イギリスのサッチャー氏とその配偶者。
夫のデニス氏が、保守党党首選で、「うちのマーガレットが不始末をしたら私が辞めさせる。」と言ったらどうなるか。
かの国では、後の世まで末永く語り継がれる笑い話となることは間違いないです。
現下のわが国の最高責任者は、こうした茶番劇のあげくにその地位を得たわけです。
しかも、いと見識高き、わが大新聞の論説者並びにTVコメンテーターがこれを問題にしない。
困ったものです。