マスコミの手のひら返し

厚労省の元局長が職務に復帰したニュース。

まるで凱旋将軍のような扱いです。

つい1年前には、「水に落ちた犬に石を投げる」がごとき報道をしていたのに、なんということでしょうか。舌の根も乾かぬうちにとはまさにこのことです。既成大マスコミの皆さんはこんなことをやっていて恥ずかしくないのですかね。もっとも、多少なりとも恥じる心があったなら、こんな仕事はとうの昔に辞めているもしれませんが。

餌を投げたら喜んで飛びつく、これが既成大マスコミの習性だとすると、この習性を利用して既成マスコミの論調を左右することなどたやすいことだと考える人物や組織があったとしても不思議ではありません。

いわゆる「政治とカネ」をめぐる地検特捜部、「財政が破綻するぞ、ギリシャになるぞ、だから消費税10%」と叫ぶオオカミ少年のごとき財務省、彼らから見れば、既成マスコミを操ることなど赤子の手をひねるようなものなのでしょう。

困ったものです。