また小沢一郎

民主党代表選が終わって数日が経過しました。

ブログ主は、紙媒体の大新聞(ここで大というのは価値が大ということではありません。発行部数が大ということです。念のため。)やNHKなどの大放送(この大も新聞と同様の意味です。)のニュースを見ていないのですが、ネットでかいま見る限り、小沢一郎氏の真価がじわじわと少なからぬ人々に認められつつあるように思えます。

それはそうでしょう。この代表選で候補になったもう一人の人とは、人間としても政治家としても比較するも愚かなほどに差があり、このことは、虚心坦懐にことを見る人の目にとっては隠しようがないほど明らかだからです。小沢氏をあれこれいう大新聞や大放送の記者さんやキャスターさんとの比較においては言わずもがなであります。

「アマデウス」という映画があります。モーツァルトとその同時代人の作曲家サリエリを扱った舞台劇の映画化ですが、現代ではほとんど誰も知らないサリエリが当時の人気作曲家であり、モーツァルトはその晩年、現代の圧倒的評価と比べるとまことに寂しい時を過ごしたことが活写されています。

小沢氏もモーツァルトになる? 死後200年以上たった今、モーツァルトの真価は誰もが認めるところですが、小沢氏の場合、死後数百年でその真価が認められるのではこの日本が困ります。

我が日本の同胞諸氏が、モーツァルトの時代の人々と同じ轍を踏まず、一日も早く小沢氏の真価に気付いていただくようになることを切に願うものです。