東日本中部日本北海道大震災・番外ー震災復興と人心一新

この大震災、人命、財産の損失の大きさはもちろんのこと、人々の心の傷の深さも尋常のものではない。この影響は、広範囲にわたり、しかも、相当長期に及ぶだろう。だから、復興策も、常識にとらわれることなく、大胆かつ徹底的なものでなければならない。わが日本の社会と国家の総力を結集してことにあたる必要がある。

それが成るか成らぬかは、われわれが、将来に希望を持って復興の諸事業に取り組めるかどうかにかかっている。

落ち込んだ人々の気持ちを前向きにし、将来に希望を持たせるためには、人心一新が必要だ。かつては、このような天変地異があると、為政者は元号を変え、あるいは遷都し、あるいは自ら退いて他に政権を譲り渡した。

菅直人政権は、このような政道の常識からも、初期対応の拙劣さからも、しかるべき時期に自ら退陣し、政権運営を他に委ねるべきだ。

ところが、こうした政権批判は不謹慎だというような論調が、一部にあるが、それは間違っている。

大災害だから力を合わせなければならないということと、リーダーやそのやり方を批判してはいけないということとは、同じではない。救援や復興に向けて各人がそれぞれの持ち場でできる限り努力することは当然だが、だからといって、そのことと、為政者やその行為を批判することは別のことだ。

むしろ、このような時にこそ、各人が、気付いたこと、思ったことを大胆に発言し、百家争鳴することの方が、よりよい復興策を作り上げるために必要であるし、人々が積極的に復興に取り組む気持ちを高めることにつながると思う。逆に、一億一心火の玉となって、十分吟味されていない方向に一斉に走り出すことの方が、社会と国家にとってはよほど危険だ。

未曾有の大災害だからといって、健全な批判精神を失ってはいけない。

東日本中部日本北海道大震災その8

18日金曜日、大震災8日目。

1週間たった。

あらためて、命を落とされた方の無念を思い、被災された方々が、一刻も早く落ち着いた生活を取り戻されることを強く願う。

TVでは、福島原発の露出した使用済み核燃料プールへの注水を、東京消防庁や自衛隊の放水車で行うと報じている。昨日の自衛隊ヘリコプターによる散水も、今日の放水車も、何やら、先の戦争中、町内会で、空襲による火災に対し、バケツリレーで消火する訓練をしていた映像とだぶる。今は、チェルノブイリも超える最悪の事態にならないことを祈るしかない。

プロ野球、セリーグは25日開幕で早速ナイター、パリーグは4月12日開幕を決定。選手会が反対したにもかかわらずセリーグがこの決定したのは、あの老害の読売の渡辺が強硬に主張したからだという。官僚上がりの日本プロ野球機構のコミッショナーが、セリーグの決定通りの開幕は、監督官庁が認めた場合と条件付きで発表。そんなことも、自分の判断で決められないのか。こりゃだめだ。一部の新聞が、例の長島が、手書きの激励文を公表したと報道。いつまで長島なのだ。読売、日テレ、長島がいつまでものさばるようでは、プロ野球の将来は暗い。(夕方になって、文部科学大臣がセリーグのナイター開幕に難色。)

福島原発がいよいよ危機的になってきた。夕方、原子力保安院が、現状の評価をレベル4からレベル5に引き上げると発表。遅い。スリーマイルがレベル5、チェルノブイリがレベル7。ネットでは、TVが出演させない、ということは原発推進派ではない原子力問題の専門家が、早い段階で、スリーマイル以上と評価していた。

菅直人一派が、震災担当大臣を置くと言う名目で、閣僚の定員を3人程度増やすことを提案と報道。数を増やせばそれでいいという問題ではない。量もさることながら、問題は質だ。小沢さんが、政府全体を指導しなければ話にならない。

菅直人が、記者会見で、福島原発事故に対し「決死の覚悟で最大限の努力」と発言。言葉が軽い。この男が、このように言えば言う程、人は信用しなくなる。この男が最高責任者である「最大不幸社会」の無惨。

今次大震災の死者が6900人を超える。「阪神淡路」を超え、戦後最悪。

東日本中部日本北海道大震災・番外ー菅直人の火事場泥棒

17日、菅が仙谷を官房副長官にした。

こういうのを火事場泥棒という。

わが国では、一般民衆は、騒ぎに紛れて悪事を働くようなアコギなことはしない善良な人々がほとんどだが、民主党の菅直人および仙谷グループは、どさくさに紛れて悪事を働く悪人である。

民主党には小沢さんがいるではないか。

小沢さんほどではなくとも、与野党を問わず、政界には腕力、胆力、知力に優れた人物がいるではないか。例えば、危機管理に強い元警察官僚の亀井氏。

菅直人および仙谷一派は、大震災被災者の救援と復興という歴史的国民的課題を、自己一身の保身に使う。彼らは、日本という獅子に巣くう虫、獅子身中の虫である。

東日本中部日本北海道大震災その7

17日木曜日、大震災7日目。

昨夜遅く、NHK総合TVで福島原発事故の解説をしたNHKの記者が、ネットで不正確な情報が出回っている、たとえば安定ヨウ素剤は効果も不明、アレルギーを起こす、医者の処方がないと使えない、などと発言。フランス政府が日本在住の自国民向けに安定ヨウ素剤を1万錠送ったことをどう説明するのか。

朝、TVが、米国のシンクタンクが発表したという福島原発の衛星写真を映していた。非常に鮮明、何がどう壊れたのかがよく分かる。惨状。政府はこの程度の情報(写真)すら公表していない。これまで、TVが伝えていたのは、東電発表の、地上遠くからの不鮮明な望遠写真のみ。情報量が格段に違う。

ガソリン不足による自動車交通量減少のためもあるのか、大気が一段と透明な感じ。

このところ、TVで、詳しくは関係機関のホームページにアクセスして情報を確かめてくださいなどとしきりに言う。停電でパソコンがネットにアクセスできない人、携帯でネットにアクセスできない人、そもそもTV・ラジオしか頼りになる情報源がない人はどうするのだ。TVは、こういう時こそ一度に多くの人に情報を伝えられる「マス」(大量)メディアではなかったのか。いざとなったら、後はネットでお願いしますでは、自ら無用の存在ですと認めたも同じではないか。「隠すより現る」とはまさにこのことだ。

昼前、自衛隊のヘリコプターが、福島原発の上空から水をまく。容量2000トンの使用済み燃料プールに水を補給しようということらしい。ヘリコプターが運べる水は1回7トン。しかも、上空からばらまいている。2階から目薬。焼け石に水。そんなパフォーマンスみたいなことに、上空は放射能の危険があるにも関わらず、自衛隊員を使う。防衛庁長官は「総理と私の重い判断を、統合幕僚会議議長が受けて決断してくれた」と述べた。統合幕僚会議議長が決断した? 部下に責任を押しつけるのか。自分が決断し、命じたとなぜ言えない。

原発に詳しいジャーナリスト、広瀬隆氏の「破局は避けられるか—福島原発事故の真相」(ダイヤモンドオンライン、16日)を読む。津波は天災だが、原発事故は人災であり、その責任者は電力会社だけではなく、この事態を警告しなかったテレビと、テレビに出てデタラメを解説している専門家と呼ばれる大学教授たちであると。広瀬氏が指摘する通りの結果になるとすると、先行きは暗い。

昼過ぎ、TVで、節電啓発担当大臣の蓮舫が千代田区内のコンビニに出かけ、買いだめをしないよう呼びかけたことを伝える。「いつもの2倍供給させていただいている」からだそうだ。TVも暇だ。ただのパフォーマンスにつき合うなんて。

東電の計画停電、今日は2回目の停電のグループもあるとのこと。

菅直人が、仙谷を官房副長官として内閣に取り込むという。菅は徹頭徹尾のバカだ。

夕方、経産大臣が、首都圏の鉄道各社に夕方の帰宅ラッシュ時の運行本数を減らすよう要請。大規模停電を防ぐためという。増やすように要請との間違いかと思ったが、本気らしい。一日働いて疲れた人の帰宅の足を奪おうというのか。働いている人がよけい疲れるようなことをしていたら、被災地への援助の動きも鈍くなるぞ。何を考えているのだ、民主党菅直人一派の内閣は。

東日本中部日本北海道大震災その6

16日水曜日、大震災6日目。

首都圏の電車、始発から運転。鉄道会社によって平常ダイヤのところあり、特別編成ダイヤあり、各社の取り組み姿勢様々。

福島原発で火災との報道。

朝、東京・多摩地区の私鉄駅前のコンビニでは、おにぎりやサンドイッチが並んでいた。供給不足は起きていない。

フランス政府が、日本在留の自国民に対し帰国か日本の南部への避難を勧告したとの報道。被曝による健康被害を抑える「安定ヨウ素剤」の錠剤を1万個、在日フランス人用に運ぶとも。

昼、官房長官が、ガソリンや灯油の買いだめを控えるよう国民向けに要請。遅い。なぜ、国民は買い占めに走るのか。供給不安があるからだ。不安を解消するのが政府の役割のはずだが、買いだめが起こってから、しないでくれと言っても遅い。しかも、買いだめしないでくれと要請する理由が被災地優先の人情論なのだが、これではだめだ。原油備蓄はどれだけ、精製能力はどれだけ、末端のスタンドへの運送能力はどれだけ、いついつまでに品不足は解消するという数字をあげなければいけない。

毎日新聞が、反原発の評論家・広瀬隆氏のコメントをネットで配信。ようやく。

夕方、自衛隊のヘリコプターが福島原発の上空から水をまくとのこと。いよいよせっぱ詰まってきた。(その後の報道で、上空の放射能が強いのでヘリコプターからの水まきは本日中止とのこと。)

午後6時半から8時半まで、自宅のある地域が停電。近くの病院以外、すべて明かりが消えた。外に出ると、地上は10日程度の月の光で、十分明るい。星が綺麗に見える。オリオン、北斗7星。月がなければ、天の川も見えたかも。

50年ほど前、「渚にて」という映画があった。同名小説の映画化。内容は、第3次世界大戦が勃発し、核爆弾があちこちで炸裂する。大都市は壊滅するが、そうでない地方でも、放射能を帯びたチリが飛来し、住民が徐々に死んでいく。映画では、地球上で最後に残ったオーストラリアを舞台に、アメリカ海軍で唯一生き残った戦闘艦である原子力潜水艦の艦長をめぐる人間群像が描かれる。映画、そして小説で衝撃的なのは、政府が、緩慢で苦痛な死よりも、苦痛の少ない死を選べるように国民に毒薬を配る場面だ。

この映画を見、小説を翻訳で読んだのはずいぶん昔だが、それが現実になる日がくるのだろうか。

東日本中部日本北海道大震災その5

15日火曜日、大震災5日目。

早朝、菅直人がTVに顔を出し、政府と東電の合同対策本部立ち上げると言う。(その後の報道。菅直人が東電本社に出かけ、社長以下を叱責したという。経産大臣を東電本社に常駐させるとのこと。菅直人はやることなすことピントがずれて、間違っている。最高指揮官がむやみに本部を離れて第一線に行ってはいけないし、前線指揮官を怒鳴りつけたからといって、本人の溜飲は下がるだろうが、それだけのこと。かえって前線が混乱する。おまけに経産大臣の常駐。参謀本部の参謀が、前線指揮官の側に張り付いて口出しをすると、指揮系統が混乱する元になる。それに、経産大臣は他にもやることがあるだろう。菅直人一派による政権運営は何やら、第2次世界大戦中の日本軍の様相を示してきた。)

夕方の報道で、菅直人が東電本社で、撤退するな、覚悟を決めろ、今、退いたら東電がつぶれることは確実、などと述べたという。脅して言うことを聞かせるのは、指揮官として最下策。日露戦争の奉天会戦のとき、士気が低下し、戦線離脱しようとした兵士を、将校が刀で斬りつけたというが…

計画停電2日目。首都圏の電車の運行状況は、ざっと、平常時の50%くらいか。地域によっては、まったく電車が運行していないところもある。自宅のある地域は、午前中停電のはずだったが、結局停電なし。

6時過ぎ。福島原発2号機で爆発音。高濃度の放射線を観測。TVで解説する学者たちが口ごもっている。

昼前、政府が、福島第1原発から20キロから30キロ範囲は屋内退避を指示。原発付近で、440ミリシーベルトの放射線を観測。今までのマイクロシーベルト単位が1000倍になった。4号機で火災発生。

NHKのTV総合放送が副音声で英語ニュースを提供。

都知事の石原慎太郎が、昨日、今回の大震災を「天罰」と発言したことを、今日、撤回し謝罪した。

夕方になり、TVのニュースが、ガソリンの品切れや食料品の買い占めを報道、どこかの大臣の「冷静」「自粛」を伝える。今頃。自宅近くのスーパーでは、米は1世帯1袋限定で販売。

東証、日経平均、1015円安の8605円で終わる。市場3番目の下げ幅。取引中には一時、1400円近く下落も。

被災地への救援物資輸送のため、東北地方の被害を受けた港湾施設の復興を急ぐとの報道。ようやく。仙台塩釜港は明日から使用可とのこと。塩釜、石巻の復興を重点的にとも。津波に襲われた仙台空港もヘリが離着陸可能になったとのこと。

東日本中部日本北海道大震災その4

14日月曜日、大震災から4日目。

早朝自宅近くのガソリンスタンドは、在庫切れで休業。

昨夜、近隣のスーパーでは、米、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、缶詰類、インスタントラーメン、カップ麺、ペットボトル入りの水が棚からなくなっていた。

JRは都区内以外の電車はほぼ運休、私鉄は一部運休や間引き運転。都立高校などで休校も多数。

午前中、福島原発で別の原子炉を覆う建物が水素爆発で吹き飛ぶ。爆発直後、官房長官が記者会見、直接原発所長に電話で聞いたら、所長が大丈夫と思っているという返事だから大丈夫、という発言。こういうのがもっともイケナイ。東電のことなのだから、まずは東電に任せる。現場も、あっちこっちから問い合わせが来たら混乱する。現場には目前で起こっていることの対応専念させる。それが原則。こんなことも分からない、民主党菅直人一派のお粗末。

東北の太平洋岸に3メートルの津波が来るとの報道、後に誤報と判明。

諸外国のメディアが、これほどの災害にも関わらず、国民が冷静であり、暴動・略奪が起きない、「世界で失われつつある「人間の連帯」が健在」(タス通信東京電)などと報道。ありがたいが、少々こそばゆい。

東電の計画停電、結局実施せず、昼間、停電はなかった。混乱。こんなことを許した菅直人の責任は重大。計画停電などと言ってきたら、電気事業者が地域独占を許された公共事業者であることを念頭に、最後の最後まで、電気の安定供給を命じなければならない。キツネ顔の女性大臣に節電担当大臣を命じる暇があったら、やることが他にいくらでもあるだろう。どこまで無能なのだ、菅直人は。大震災は天災だが、4日目以降の滞りはすべて人災だ。

名古屋市議選で、地域政党・減税日本が、75議席中、28議席で第1党。

大阪地検特捜部の、例の前田元検事の初公判。前田元検事はフロッピーディスクの改ざんを認めた。弁護人が、事件の背景として、厚労省の局長をやっつけろというイケイケドンドンの上司の威圧を感じたことがあったと述べたという。特捜検察の悪しき体質。それを批判することなく垂れ流すだけの新聞・TV。

夕方、官房長官が、午前中の福島原発の爆発でけが人が出たことについて発言。その中で、まず最初に、自衛隊員4名が軽傷であり隊に戻ったことを敬語表現で伝え、次に東電関係者について触れた。一人は重症だというのに。順序が逆だろう。自衛隊員は、官房長官の身内、または部下だろう。まず、民間人、次に公務員について触れるのが順序だ。そんなことも分からないのか。

さらにバカの上塗り。菅直人が、避難所にいる人々を視察したいと言いだし、現地と調整したが断られたことを敬語表現で発表していた。まだ、この期に及んで菅直人はパフォーマンスをしようというのか。バカもここに極まれりだ。それを、間抜けな官房長官が敬語で表現するバカの上塗り。「総理が避難所の皆さんのご苦労をご覧になりたい…」

こんな連中が、この未曾有の大震災で国家経営の責任者だったことは日本にとっての不幸である。

防衛大臣の北沢が、被災地にアメリカ軍の司令官を伴って訪れた。北沢はどこの国の防衛大臣なのだ。自衛隊というものはアメリカ軍の司令官に一緒に行動してもらわないと何もできないのか。国辱的振る舞い。

東日本中部日本北海道大震災その3

13日日曜日、3日目。

TVは、福島原発ばかりを騒いでいる。

原発1機を覆う建物が、内部にたまった水素ガス爆発で吹き飛ぶ。

また、菅直人が出てきた。なにを言いたいのか、さっぱり分からない。とっちゃん坊やのような顔をした官房長官も出てきて頻りに何やら説明するが、専門用語をそのまま垂れ流すからわかりにくい。本人もなんだか分かっていないのだろう。原発から半径20キロ圏内の住民に避難指示が出た。官房長官は、放射能は大丈夫だが、万一に備えてだという。万一? 万に一つはあるということだ。

原発は万一の事故にも対応できるように安全対策が備わっているのだから安心と政府、電力事業者は言ってきたと思うが。

死者は数百人と報じているが、行方不明者が1万人とも。

夜に入って、東電が明日から計画停電をするという。電車が止まる。職場に人が集まらない。工場が動かない。生産、物流が滞る。医療が危機的になる。

被害集中地に円滑な支援をするためにも、被害が比較的少ないところの活動は確保しなければならないのだが、政府、東電はどこまでそのことを視野に入れているのだ。

蓮舫が、節電啓発担当大臣になり、辻元清美がボランティア担当首相補佐官になったという。うん? 人気取り?こんなときに? 菅直人はどこまでバカなんだ。救い様がない。

中国から救援隊が到着した。感謝。空港で、整列した救援隊に向けて外務省?の係員が深々と頭を下げるセレモニー。こんなのいらない、セットしたのは外務省? センスを疑う。

東日本中部日本北海道大震災その2

大震災から一夜明けた12日土曜日。

早朝、TVが菅直人の記者会見を映した。東電の福島原発にこれから視察に出かける、行ってきます、という短いもの。うん?、これが記者会見? 総指揮官が本部を留守にする? まだ、混乱を極めている現場に、お偉いさんが視察に来る? これが、一番イケナイ。菅直人は何を考えているのだ。自分の首相としての延命だけか。

テレビ画面に映し出される、津波の破壊力。言葉が出ない。

夕方、所用あり、車で町を走る。ガソリンスタンドはどこも、給油待ちの車で列ができている。

夜、菅直人の記者会見。こころに響かない。うつろな言葉。「オバマ大統領を始め、世界各国から支援の申し出がある」と。なぜ、アメリカだけ名前を挙げる? こういう場合、名前は挙げない、挙げるときはアルファベット順だろう。それが礼儀というものだ。どこまで、アメリカの番犬なのだ、菅直人は。

フジテレビは、アメリカの空母が日本に来る来ると大騒ぎだ。そんなにアメリカにすがりたいのか。

外国の救援隊の一番乗りは、韓国だった。感謝。

東日本中部日本北海道大震災その1

今回の大震災で、亡くなった方に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

東日本全域と中部日本及び北海道に被災地域が広がっているので、当ブログでは上記のように表記する。

この大震災で、気付いたこと、感じたこと、思ったことを備忘的に記録しておく。

大震災当日のそのとき、東京の西部にある木造2階建て自宅の1階にいた。初めの数秒間、カタカタと建具が揺れる程度。すぐに納まるだろうと思っていたが、だんだん強くなってくる。数秒後、強い横揺れが来た。生まれて初めて経験する揺れ。ただ、立っていられない程ではない。隣の部屋に高さ1.2メートルの細長いスピーカーがあるので、倒れないように押さえておこうと思い、移動。揺れが続いている間、1分程、1〜2センチ左右に揺れていたが倒れることはなかった。

揺れが納まってから、TVをつけた。東北の太平洋岸に大津波警報が出たとアナウンサーが上ずった声でさけんでいる。大津波警報?こりゃ初めてだ。大事になりそうな予感。家人はみな出かけているが、半径10キロ以内にいる。メールするも反応なし、携帯電話はかからない。それぞれ、自分の身は自分で守れるだろうと楽観。30分くらい経って、都心で働いている娘から安否確認の電話。固定電話。職場からかけていると言う。

夕方までに、家人は帰宅。自動車運転中で、最初の揺れには気付かなかったが、近接して起きた2回目の揺れは、停車中で、車体が揺れるのを感じたという。

夜8時ごろ、娘から、電車が止まっているので職場に泊まるとメールあり。この時間頃からメールが届くようになる。

この時間、自宅近くの街道が、都心に向かう車で渋滞。電車が止まっているので、迎えに向かおうとしている。